2014年9月13日土曜日

福島③会津若松・昼の部

南会津を堪能して会津若松市内に着いたのは西日がだいぶ傾いて眩しい頃合い
曜日のためか時間のためか、閉じているお店が目立つ通りをぷらぷらと
創業160年を超す老舗の酒蔵 末廣酒造さん 



ちょうどレトロな巡回バスが来ました

酒蔵見学の時間は過ぎていたのだけれど、
他にもお客様がおられたからか、ひと通り案内してくださいました
とてもわかりやすかったです
貴重な資料なども拝見できてよかったです
売店ではこの「嘉永蔵」仕込みの限定酒の試飲をさせていただき
印象に残った「純米・福の花」をお土産に



このお酒は、『夏子の酒』のモデルとなった新潟県は三島郡・久須美酒造さんが復活させた幻の酒米「亀の尾」と、それで仕込んだ酒「亀の翁」のようなものです、と蔵の方がおっしゃっていました

杜氏さんの情熱が復活させた酒米・フクノハナ
その米で酒を造ってみたいという長年の夢が開いたお酒 「福の花」

素敵です
いい名前です


会津若松の町には古い建物がたくさん残っていて
眺めながら歩くだけでもうきうき


軒をワイヤーで吊っているような、やっと耐えてがんばっている蔵があったり
建物に刻まれた社名なども目をひきます


街なかで見かけたこのポスター
機会があったら観てみたい、と気になったのでパチリとしたのですが
最後の最後に、この斎藤清作品を「常設展開催中」という画廊が目に入りました☆

閉店間際のようでしたが、いいでしょうか?と伺うと、お店の方は快く迎えてくださいました

こちらの画廊には、斎藤清作品と並んで、なんと私達(特に相方)が日頃から気にしている畦地梅太郎作品も、たくさん蒐集されていたのにはビックリ☆

実は、時間も時間だしと、ドアを開けるのを迷った瞬間、ガラス越しに畦地作品群が見えてしまったのです・・・
これはなんとしても見せていただきたい~~ と、なかばムリっとお邪魔してしまったかもしれません^-^:
ありがとうございました


斎藤さんを差し置いて、目がもう、畦ちん!(*´∀`*)Love になってしまったふたり。。。

斎藤さんの版画はもちろん、モノトーンで描かれた会津の雪景色や赤や黄色の色使いなど、とても印象的で素敵でしたが
相方には常々、胸に憧れ抱いている畦地作品がありまして。。。

なんでもネットで探して買い求められる時代ですが
いつかこんなふうに旅先でフラリと立ち寄った画廊で出会ったりしたら・・・
素敵だなあ。。。

といいつつ、イトー美術さんのサイトはちょいちょいチェックせねば(。-_-) 



後日(いつだろう^-^:) 
会津若松・夜の部レポートに続きます