2014年6月13日金曜日

よくわからないこと③選挙制度

これまたよくわからないんです
議会制民主主義の根幹を成す国会議員の選挙

・・・と書きながら、ハテ(-"-)  議会制民主主義とは・・・(-_-)
ほんとにね、自分の不勉強を呪いますよ
当たり前に用意・保障されている時にはよくよく考えないのですね
反省はさておき、まずは選挙制度の「ナンデ?」から



◆選挙の投票権を18歳からにしたいのはなんでですか?

◆それより小選挙区制を変えてくれませんか?

◆小選挙区制では大量に「死に票」が生まれるので
結局、意志は反映されない、と思ったら投票に行く気も失せませんか?
それも狙いですか?


2013参院選での投票率は52.61%で、戦後3番目の低さだったとか
その中で、民主党は大敗して、自民党の比例代表の得票率は34.7%
なのに、改選121議席のうち過半数の65議席もいただけちゃうのが、今の選挙制度なのですって
(ドント式という議席配分方法によるものですね

結果、衆・参の「ねじれ」が解消されてしまって
国民はなんでそんなことを選択しちゃうんだろう??
と、当時は暗澹たる気持ちになったのですが

この話を聞いた時、そうか、国民の大多数が自民を選んだわけではないんだ
えらい大きい顔をしているけれど、有権者の3分の1程度が支持したにすぎないのか、と

投じた意志が反映されなかったのは自分だけでなく、大勢いるんだ、と思ったら、
それはちっとも喜ぶべきことではナイにもかかわらず
ちょっとだけ、希望を感じました

が、現実は
議席に過半数を持っていることが全て。

でもそれって、本当に民意を反映していると言えるのかな?



自民党・高村副総裁が言ってました

集団的自衛権が可能になったとして、どの事態で発動するかは、時の政権が判断する、と

今の安倍政権が具体的事例で「そこまではしない」と言っている内容は、あくまでも現政権のことであり、将来、政権が変わった時のことはわかりません、

でもそうなったらそういう政権を国民が選んだのだから、「国民の責任ですよ」 と 


だ・か・ら
私は選んでないっつーーーーーーのーー(>_<)!!


っていう立場の人はどうしたらいいのでしょう???


理屈は、一部、理解できます
確かに、国民の責任であると

でも、今の選挙制度で、現政権がそこまで国民の信託を得ていると
憲法解釈改憲について信託を得ていると
思わないでいただきたい


現在の小選挙区比例代表並立制 の導入が取りざたされていた時、私は学生でした
残念ながら、今以上に歴史、政治、経済・・・いずれにも知識・関心は低く
学内ではその制度の問題についての理解を呼び掛ける動きもあったのですが
あまりピンときていなかったです(/_;)

今もこの選挙制度について、書かれている解説を読めば「うむ、うむ」と思いますが
自分の言葉でわかりやすく説明できるほどには、よくわかっていません
ではどうすれば? というのもわかりません

ただ、
時の細川連立政権による「政治とカネの問題」の解決を表向きとした選挙制度改革は
大政党に有利であるという問題を含んでいた上に
民意をいかに反映した国政にするか、という点で検討されたわけではなかった・・・

導入から20年が経ち、案じられていたのはこのことだったのか、と
その弊害が様々なカタチで結実し、国民生活を決定づけるカナメの部分に
影響が表出していることを感じます