2014年1月30日木曜日

段ボール箱とオカモトさん

大吉の私に魚沼のめっちゃプレミアムなコシヒカリ玄米と里芋が当選して
送られてきました






その数日前に来た
「当選しましたおめでとうございます」メール
にもビックリ感激しましたが
届けられたその小包みの梱包が実にうつしくて
感動的でした



なにくわぬ普通の段ボール箱ですが、それを封してあるガムテープの留め方が素晴らしく、こうすれば開封しやすいよね!と、見れば納得ですがなかなかそうは自分ではできない感じで、左右、上部、下部、4か所共に、ピシッとピタッと閉じられていました

もちろん箱の中もうつくしく、隙間を埋めるためにくしゃっとさせた新聞紙までもが、その位置を与えられているかのようにきちんと納まっていて

しびれましたよ
ワタシは

 
案内チラシがひと重ねにきれいに入っていました
(写真を撮る時に並べました)

 
わぁ~~~☆


いつもそんなに観察しているわけではないのです
普通の梱包は大差なくフツウだし、大事なのは中身で
いそいそと、早く見たいな~って思うから・・・  
「! 」   だ・か・ら、ですね!
ガムテープの、最初のペリっというひと剥がしの「きっかけ」がある留め方、なのです

 
わかります?
上は剥がしちゃったので下の方を

 
反対側もこんな感じ

 
まずこの「角っこ」の処理がきれいなのです
私はいつもテキトー、というか納得できていなかった部分です
 
で、ガムテープ同士が重なったところって、くっつかないじゃないですか?
 
それが、ギザギザにカットされた部分がはみ出していることで
ちゃんと段ボール部分と結合されつつ
折りたたまれてガムテープ同士でくっついてない部分が
スムーズに剥がすための「きっかけ」になるのです
(わかりやすいように私がちょっとめくりました)
 


なるほどな~~ と思いました
こうすればよいよね~~ と
熱弁しましたけど、現物でやってみないとピンときませんかしらね?^‐^:

当たり前にそのように貼っている方もいるかもしれません
私も、偶然そういう風になったことはあったと思います
でもガムテープを剥がす時にこんなにうれしかった記憶はありません

次回、箱を組み立てる時には意識してやってみようと思います
でもあのいい具合にピッタリの長さに
パシ、パシ、と迷いなく切( っておられるのではないかなと思うのですが)
の域には、間違いなく遠いものと思われます


不意に、かつての同僚を思い出しました
極めて真面目でありながら、そのしぐさはどこかユーモラスで、大柄なのに妙にかわいらしく、パートさんたちからも先輩たちからも愛されていたオカモトさん
(あの職場では皆さんがそれぞれの個性で愛されてましたね^‐^

まだ資料なども手書き作成が多かった当時、彼が描くものはいろんなところがきちーんとしていて、時に「おおぉ~~」と周囲にどよめきを生むほど・・・
私が電車で帰省すると聞くとサササっと特急の乗り継ぎを調べ、時刻表さながらのわかりやすい表を丁寧に書いてくれたこと・・・ 覚えてます

その彼の段ボール箱の組み立て=ガムテープの貼り方が、
これまたピシッと美しかったのでした
適当に貼ろうとした別の同僚をいさめて仕上げたそれに
一同 「おおおぉ~~~」 パチパチパチ(拍手)

楽しい職場でした
本当にたくさんのことを教わりました
今でこそ広く注目されるようになった言葉 「おもてなし」
=仕事における「ホスピタリティの心」というものを最初に教えてくれたのも
あの時の上司でした

かの地から上越に転居して間もない頃
何人かはるばる新潟に来たとかで、電話を下さったことがありました
うれしかったです 
皆さんお元気しょうか 

いろんな時に、いろんな方を思い出します
魚をさばくときとか、ピカチュウを見た時とか・・・ ふふふ ^‐^
エピソードたっぷりな、濃い~濃い~職場でした

思い返せば恥ずかしいくらいお粗末だった20代
とてもやさしく、あたたかい環境にいさせてもらったと思います
大きく受け止めていただいたこと
あの街で出会えた方々
あの日々に
感謝しています



肝心のお米のご紹介は
また次、ですね^‐^:ははは